複数基板を一枚にまとめて発注

以前、プリント基板を発注する記事を記載しました。

その際は、ドロイド君の「台座用の基板」でしたが、今回は「ドロイド君本体の基板」を発注してみました。

発注先は前回と同じPCBWayです。

そして、届いたものがこちら!

どーん!

前方後円墳ではありません。とても変な形状に見えますが、これで発注通り。

ドロイド君の本体には、3種類の基板を使っているんですが、それらを1枚に押し込めて発注したため、こうなっています。

実際に切り分けてみたものがこちら。

3種類の基板が4セットできているのがわかるかと思います。

なんでこんな事してるのか。実は、一枚あたりのサイズが大体10cm^2程度以内であれば、どんな形・サイズで発注しても値段は同じなんですよね。

なので、種類が増えても、ひとつひとつのサイズが小さければ、一枚に何セットも押し込めてやることで、安く済ませることができるわけです。

ちなみに、このように複数枚分の基板を1枚に押し込める方法を「面付け(パネライズ)」と呼びます。

切り分けやすいよう、最初の写真のような変な形の基板になったわけですが、それでもちゃんと注文通りの仕上がりで届くんだから、素晴らしいですね。

ちなみに、基板の切り分けにはこんなものを使っています。

サーキュラソウテーブル、つまり丸のこ盤の事ですな。最近買いました。

写真のはプロクソンというメーカーのNo.27006ってモデルですが、小型で音も静か。

さらに、掃除機をつけると切りながら削りカスを吸い取ってくれるスグレ物で、この子が来てから作業効率と仕上がり具合がとても良くなりました。

基板などをカットする場合は、付属の刃ではなく、別途購入したダイヤモンドブレードに付け替えて使っています。

Amazonで1万円ちょっとなので、早く購入しておけば良かったなぁ、という逸品です。オススメですよ。

ということで、今回は基板発注を安くするコツと、ちょろっと加工機器の話でした。

これで、ドロイド君を増殖させる準備ができたな、むふふ。

では、また次回をお楽しみに。