Oreoの食品サンプル作ったよ

知ってますか?ドロイド君って、Oreo食べる事。

公式がそう言ってるんだから、間違いない。

うーん、ドロイド君製作者としては、小物アイテムとしてぜひ欲しい…。よし、作るか。

そして、完成したものがこちら。

自分でも驚きましたが、なかなかなクオリティではないか。普通においしそう…。(食べられません)

ということで、今回はこの作り方を、備忘録をかねて以下に記載します。

基本の流れは、本物のオレオから型を取って、そこに素材を押し込んで複製、着色、となります。

型取り

型をとるのに「おゆまる」を使います。

Amazonにて、24コも入ってて630円程度です。

これは、普段は硬質ゴムのような状態ですが、熱湯に数分つけるとふにゃふにゃになるような素材です。

なので、ふにゃふにゃの状態のときにOreoを押し込んで、冷えて固まるのを待てば、型をとることができるわけです。

押し込んで冷えるのを待っている状態がこちら。

Oh、埋もれOreo…。

Oreoの表面は細かい模様があるので、結構上からめりっと押し込みました。ちょっとかわいそう…。

固まったのち、Oreoを取り除いたものがこちら。

凹凸がわかりやすいように光を当てています。結構、細かい部分まで型がとれてますね。

ちなみに、型どりで余分にはみ出た分は、ハサミでカットしています。

素材の流し込み

流し込む素材にも、おゆまるを使います。

ちょうどセットの中に、黒っぽいものがあったので、それを使いました。

熱湯でふにゃふにゃにして、型に押し込んだ状態のものがこちら。

ポイントとしては、
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・グイグイ押し込む
・型からなるべくはみださないように気を付ける
・表面をなるべく平らにする
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の3点でしょうか。

型からはみでた分は、後ではさみなどでカット可能です。が、表面が少し不自然になるので、なるべくなら押し込む時点で成形も気にしながら取り組みたいところです。

冷えて固まったら、めりっと剥がします。硬質ゴムっぽいので、多少ムリに剥がしても、割れたり破けたりすることはありませんでした。

ただ、おゆまる素材のままだと、少し色が透けて見えるので、黒のスプレーで塗装しました。

塗装はなんでもいいと思いますが、家にあった左側の黒ラッカーを使いました。右側の艶消しは、あとで使います。

さて、2つ作って、塗装までしたものがこちら。

なんとなく、Oreoっぽくなってきた!

クリーム注入

さて、先ほど作ったクッキー風生地の間に、クリームを挟んでやります。

そのクリームには、白いグルースティックを使いました。

これをグルーガンで注入している様子がこちら。

なんかわかんないけど、ちょっとシュール…。

冷めないうちに、上から挟み込みます。

挟みこんで、ちょっとクリームが足りないな、と思ったら、側面から再度注入します。

そこまでやると、こんな感じ。

大分形になったけど、なんかテカってるなー。

艶消しして完成

ちょっとテカりが気になったので、先ほど登場した艶消しスプレーをかけ、マットな仕上がりにしてみました。

比較として、本物と並べてみたものがこちら。

左: 今回制作、右:本物。

先程よりもテカりが消えて、いい感じ!

というか、本物よりおいしそうじゃないですか?

こう見ると、Oreoってちょっと茶色がかってるのね…。

今なら、クリーム20%増量キャンペーン中です。…ちょっと入れすぎたか。

おわりに

ということで、今回はOreoの食品サンプルの作り方を解説してみました。

オレオ以外にも、型を取って作る方法なので、応用範囲は広いと思います。

3Dプリンタを持ってはいますが、実物をコピーするだけであれば、物によっては今回の方法のほうが向いている気がします。

特に今回のOreoのような、全体の形は単純だけど、表面は複雑な形状、のようなものには最適な方法ではなかろうか。表面もなめらかで綺麗になりますし。

ということで、興味があればみなさんも試してみてくださいね。

あっ、まずい、めっかっちゃった!

では、また次回をお楽しみに。